しっかり見よう。
12/5のNHK解体新SHOWで、「フィギュアスケートの選手はなぜ目が回らないのか」というテーマをやっていました。
実験に参加したのは男子スケーターの本田武史さんで、回転いすで50回回っていましたが、そのあとすぐ立ち上がってまっすぐに歩けていました。他の人は10回ほどでももう眼振が出てふらふらになって歩けず。
確か、これトリビアの種で安藤美姫選手がほとんど同じようなことをやってましたが、やっぱり彼女も目が回ることなくまっすぐ歩けていました。
このときは「慣れ」という説明でしたが、今回はもっと詳しい説明が。フィギュアの選手は「一点をしっかり見て」いたのです。
普通からだが回転すると耳の中の三半規管と脳の反射で目が反射的に動きます。からだが止まっても、三半規管はまだすぐなれないので、目はしばらくぶるぶる動き続けます(これを眼振といいます)。このために目が回ると感じます。
ですが、ものすごくがんばって一点を凝視すると、目が止まります。このため、目が回ったと感じにくくなります。
本田さんの場合、カメラの位置を定点に決めて、なんと回転の間目を閉じてまたカメラの位置で目を開けるという高度なワザでした。つまり、回転の速度をからだで計って、カメラの位置以外では目を閉じ、カメラの位置ごとに目を開けてカメラを見るという、スケート選手ならではの名人芸。
私は以前ダンスをやっていたのですが、目が回るのでターン挫折しました(^^;)
この番組をみて、しっかり一点をにらみつけるようにしてもう一度ターンを何回かしてみたところ、目はつりそうでしたが確かに気持ち悪くなる度合いが減りました。
なんだー、ものすごくしっかり見ればよかったんですね。目が筋肉痛になりそうだけど。
でも、これと同じようなことが人生でも起きているんじゃないかと思いました。
めまぐるしく毎日色々なことが起きて、飛ぶように時間がすぎて、まるで回転いすにのせられているような気がすることがあります。目先の出来事で目が回りそうですが、自分の行く方向、行きたい方向をしっかりみていれば、やはり目は回らないのではないかと。
情報の多い昨今では、過ぎ去る時間に流されないように、目がつりそうなほど一点をしっかり、きちんとみる必要があります。でも、しっかり見れば、目が回ることは少なくなります。
記憶力に関しても、まずは対象をしっかり見ることが一歩です。「覚えが悪い」と嘆く人は、自分の内面に意識がいってしまって、しっかり見ていない可能性があります。
来週の目標は、「しっかり見ること」になりそうです。
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コメント
本当にそうですね。
自己の声と自我の声がハーモナイズするといいですよね~
ありがとうございました~
投稿: moto | 2008年12月 7日 (日) 22時31分
神業ですね。
投稿: 441 | 2008年12月 7日 (日) 23時56分
>motoさん
コメントありがとうございます。そうですね、いわゆるハイヤーセルフの声と自分のとる行動を調和させることって結構難しいですね。わかっちゃいるけどやれないんだよねーみたいな。過去の習慣にとらわれたままだと回転いすにのっているようなもんなので、さっと立ち上がって自分の道を軽やかに歩めたらいいですね。
>441さん
神業ですよねー。フィギュアの選手って技術と芸術の両方を追求している点がほんとうにすごい。今シーズンも楽しみです。目がつらないようになりたいです
投稿: つかぴー | 2008年12月 8日 (月) 08時48分